V – 3.放射性物質に汚染された廃棄物

123.福島県内における焼却灰の溶出特性等に関する考察

発表者  福島県環境創造センター  村沢 直治

 福島第一原発事故後、福島県内の一般廃棄物焼却施設から発生する焼却灰(主灰や飛灰)からは、放射性セシウムが検出される状況にある。特に、飛灰中のセシウムは高い易溶出性を有することが示唆されており、保管時や埋め立て後の安全性を確保するためには、放射性セシウムの溶出特性等の基礎的データの収集が重要と考えられる。そこで、本研究では福島県内の一般廃棄物焼却施設から発生する各種焼却灰を採取し、その物性や溶出特性に関する様々な試験を行い、保管時や埋め立て後における安全面についても検討を行った結果を報告する。

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(最終更新日:2017/10/31)