V – 3.放射性物質に汚染された廃棄物

124.放射能汚染飛灰セメント固型化物の長期溶出特性とその影響因子について

発表者  (国研)国立環境研究所  石森 洋行

 本研究では、放射能汚染飛灰セメント固型化物の溶出特性をプロペラ攪拌下での浸漬試験により調べるとともに、長期溶出量に及ぼす配合条件や養生日数の影響を明らかにした。長期溶出量はセメント固型化物の一軸圧縮強さと比表面積に依存することがわかり、またラボスケールでのセメント固型化物の溶出挙動から実現場で用いられるスケールでの溶出挙動を予測する手法を提示することで、セメント固型化処理に期待できる溶出抑制効果を示した。

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(最終更新日:2017/10/31)