V – 3.放射性物質に汚染された廃棄物

125.除染廃棄物仮置場キャッピングの3Dモデルによる破損危険度評価に関する研究

発表者  九州大学  中山 裕文

 福島県の除染廃棄物仮置場は、当初 3年間程度の仮置を想定して設計されたが、仮置期間が長期化し、キャッピングの破損が問題となっている。本研究では、仮置き場の上部キャッピングシートを対象とし、日射や気温変化に伴う材料劣化、雨水溜まりや風等の外部応力による破損危険度の評価を3Dモデルを用いて評価する手法について検討した。その結果、日射による熱応力や雨水溜まり等による応力の影響を受けやすい法肩部において破損が生じる可能性が高いことを明らかにした。

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(最終更新日:2017/10/31)