Ⅵ 水銀廃棄物関係

127.水銀含有廃棄物の処理技術~乾電池廃棄物及び水銀血圧計処理~

発表者  野村興産(株)   中村 広宣

 野村興産は、1970年代に使用済み乾電池廃棄物の処理を開始し、今では年間12,000トンの処理を行っている。 1990年代初期に、国内で製造される乾電池は水銀非使用となったが、受入した廃乾電池には現在でも国内外の水銀使用乾電池やボタン電池の他、体温計等が混在しており年間 200~300kgの水銀が回収されている。ここでは廃乾電池の他、廃血圧計等の水銀使用廃製品処理にともなう水銀挙動と回収技術について報告する。

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(最終更新日:2017/10/31)