I – 1.事業計画・処理計画・地域計画

3.さらなる高効率発電を目的とした廃棄物処理の大規模広域化に係る検討

発表者  廃棄物対応技術検討懇話会【(株)神鋼環境ソリューション】  藤田 淳

 わが国での廃棄物処理施設の広域化は、ダイオキシン類問題を発端とし進んだものの、その勢いは鈍化している。一方、パリ協定採択により世界的にもCO2削減が推進されており、廃棄物処理施設においてもさらなる高効率化が求められている。そこで、全国において500、1000t/日規模に大型化し、EUでみられる再生再熱サイクルを採用した場合の発電ポテンシャルを試算した。また、広域化による中継輸送距離を簡易モデル化し、規模毎にLCC比較した結果、都道府県の人口や、面積などの特性により適切な広域化規模が示唆された。

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(最終更新日:2018/10/31)