I – 3.普及・啓発・研修

24.自治会ヒアリング調査による超高齢社会におけるごみ集積所管理の実態・課題整理

発表者  (国研)国立環境研究所  鈴木 薫

 ごみ集積所の管理手法や、高齢化に伴う問題を把握するため、自治会長に対するヒアリング調査を行った。対象自治会は、つくば市の各行政区を高齢化率と区会加入率の高低から4区画に区分し、各区画から選定した。調査の結果、高齢化率と自治会加入率が共に高い自治会では、管理の容易な設備の導入や、取り残しごみへの対応、高齢者のごみ当番の免除制度、ごみ出し困難者に対応可能な助け合いの仕組みの整備等の取組が進められ、自治会加入率の低いところではそうした取組の必要性自体認知されづらい状況にあることが確認された。

戻る


(最終更新日:2018/10/31)