II – 2.資源化処理(コンポスト・メタン化含む)
37.資源収集と求められる高度機械選別処理について
発表者 (公財)廃棄物・3R研究財団 藤波 博
EUではリサイクル率のアップや環境負荷削減のため、排出されるびん、かん、PET,プラスチック等は一括回収され、リサイクルプラントでは、高度ソーティングマシンによる機械選別が実施されている。一方、わが国においては、多くがマンパワーが中心のシステムで、環境負荷の低減、資源効率性をあげ、コスト削減等が強く求められている。本稿では、環境省が実施した「プラスチック一括回収リサイクル実証実験」やEUの「CEサキュラーエコノミーパッケージ」等を紹介したうえで、自治体が留意していく事項について整理した。