II – 2.資源化処理(コンポスト・メタン化含む)

38.資源回収のための手選別の効率と作業環境の関係に関する研究

発表者  北海道大学  落合 知

 混合状態にある性質の異なるモノの中から目的物を人力で回収する手選別作業は、資源回収や異物除去等に用いられる基本的な技術である。手選別作業の設計基準を理論的に設定するため、本研究では実験的に変化させた作業環境が、手選別効率および精度に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。作業環境因子として、選別対象物の色、選別対象物の個数割合、室内照度、作業場高さのうち、誤選別を誘引するもっとも強い因子は選別対象物と他の色の色差であり、次に強い因子は選別対象物の個数割合であることが示唆された。

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(最終更新日:2018/10/31)