II – 3.焼却とエネルギー回収
48.高効率熱回収小型燃焼炉ボイラの納入事例
発表者 川崎重工業(株) 並川 大輔
処理規模100t/日程度の小規模施設においても高い熱回収ならびに安定的な発電を実現している事例について報告する。「エコロジーパークこまつ クリーンセンター」(2018年7月竣工)は、処理規模110t/日(55t/日・炉×2炉)の施設である。クローズドシステムを採用している本施設では、排水処理に膜処理設備を導入することで、減温塔を要せず、高い発電効率を得ている。また、アキュムレータ設置により、スートブロワ運転時に1炉運転時でも電力会社からの買電を回避し、安定して発電を行っている。