II – 3.焼却とエネルギー回収

49.排ガス再熱方式による高効率ごみ発電の検討

発表者  (株)タクマ  叶 雅由

 高効率ごみ発電の実現には蒸気条件の向上が有効であり、近年では4MPa、400℃が多く採用されている。しかし、過熱管の管壁温度が430℃を超えるので高温腐食の恐れが顕在化する。これを避けるためにボイラ圧力を高めて飽和蒸気を用いた除湿蒸気再熱方式が提案されているが、400℃方式よりは若干熱効率が劣る。本研究では、ボイラ部に設けた再熱器を用いての再熱方式を検討した。400℃方式とほぼ同等の効率が得られ、その上安全安心面でも有望と考える。

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(最終更新日:2018/10/31)