II – 3.焼却とエネルギー回収

55.焼却炉内水噴霧装置の自動化及び最適化

発表者  横浜市資源循環局  後藤 大貴

 都筑工場では、炉壁面へのクリンカの付着を防止する方法として、炉内への水噴霧を採用している。水噴霧は金属製のノズルで炉内に水を噴霧するが、炉内温度により、水噴霧の開始・停止を行う必要がある。ノズルを焼却炉に装着したまま水を停止すると、ノズルが熱で曲損するため、既設水噴霧装置は開始と停止で手作業でノズルを脱着する必要があり、安全上の問題があった。そのため、水噴霧ノズルの「脱着」と「噴霧の開始・停止」を自動で行うことができる水噴霧装置を工場職員が製作した。

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(最終更新日:2018/10/31)