II – 3.焼却とエネルギー回収

62.焼却施設の解体工事におけるBIM(Building Information Modeling)およびVR(Virtual Reality)の活用

発表者  (株)奥村組  高尾 篤志

 焼却施設解体工事においては、施設内の複雑な設備の安全かつ効率的な撤去が重要である。施設内部の十分な調査と綿密な施工計画立案により作業の効率化が図れるが、焼却施設内部はダイオキシン類などの有害物質が存在するため、容易に調査できない。そこで、360°カメラを用い短時間で現況情報を取得し、施設のBIMモデルと関連付け、モデル上で解体手順を検討した。また、BIMモデルや360°画像から出力したVRを用い作業手順の周知を行うことで、効率的で精度の高い解体計画と作業の安全性を高めることができた。

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(最終更新日:2018/10/31)