II – 5.埋立処分
80.焼却飛灰埋立における重金属・塩素負荷量低減のための熱・炭酸中和処理
発表者 北海道大学大学院 佐藤 昌宏
焼却で発生する飛灰は重金属や塩素を含んでおり,最終処分をするためには重金属の溶出抑制が必要となる。一方、塩素については、飛灰の埋立比率が多い処分場や、散水量の少ないクローズドシステム処分場において浸出水中の塩化物イオンの高濃度化の原因となる。そこで、本研究では、埋立地への重金属や塩素の負荷量を低減するために、それらを除去・溶出速度の抑制することを目的とし、二酸化炭素による中和処理や熱処理を検討した。