II – 5.埋立処分

83.エコ酸を用いた飛灰安定化手法の開発研究

発表者  福岡大学大学院  劉 佳星

 有機キレートにより安定化された飛灰を埋立処分すると、残存キレートにより、浸出水中の窒素やCOD濃度が上昇し、浸出水処理に支障を来す。このため、有機キレートに替わる、新しい飛灰安定化方法が求められている。我々は副生塩からバイポーラ膜電気透析装置を用いてエコアルカリ、エコ酸を生成する基礎実験を行い、一定の成果をあげている。今回エコ酸を用いて、飛灰から酸抽出法により、鉛を溶出させ、溶出した鉛を硫化ナトリウム等を用いて不溶化させる基礎実験を行ったので報告する。

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(最終更新日:2018/10/31)