II – 5.埋立処分

84.処分場内の浅いガス観測井における急激なメタンガス濃度変化に関する考察

発表者  (国研)国立環境研究所  遠藤 和人

 処分場内に設置されたガス観測井にてガス濃度測定を実施すると、測定する時期や季節によってメタンガス濃度が大きく変動する場合がある。このような濃度変化の一因として気圧の影響が大きいという報告があるが、定量的な因果関係を明らかにするため、ガス濃度の連続測定を実施した。深さ4~5 m程度のガス観測井を対象に、ガス濃度を連続測定し、気温や気圧の影響を評価した。その結果、ガス測定時の気圧と31時間前の気圧との差が、観測井内のメタンガス濃度に影響を及ぼしていることが観察された。

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(最終更新日:2018/10/31)