II – 5.埋立処分
86.最終処分場における封じ込め(Containment)について
発表者 (国研)国立環境研究所 山田 正人
これまで埋め立てによる最終処分という行為は、廃棄物の土地への還元を目的として行われてきた。しかし、国際条約により水銀という無害化や再生利用できない有害物質が登場した今、このような有害物質を、安全にかつ長期的に社会から隔離する行為としての最終処分の方法を考える必要に迫られている。本発表では最終処分における封じ込め(Containment)という概念をキーワードに、そのあり方について議論する。