II – 5.埋立処分

88.焼却残渣を埋立処分する固化式処分システムの示方配合に関する研究 ~ 産業廃棄物焼却残渣の固化式処分に関する基礎的研究 ~

発表者  安藤ハザマ  青木 貴均

 一般廃棄物の焼却残渣にセメントと水を混合撹拌し、高周波振動により締固めて固化処分する「廃棄物固化式処分システム」の構築を目的に室内配合試験や屋外実証試験を実施してきた。一方、平成27年度の調査結果によると、一般廃棄物の総排出量は4,398万トンであるのに対して、産業廃棄物は3億9,119万トンと約8.9倍の差があり、本システムを産業廃棄物焼却残渣の固化処分に利用することにより、最終処分場の残余容量確保に大きく寄与することができる。ここでは固化処分時のセメント添加量に関する試験結果等について報告する。

戻る


(最終更新日:2018/10/31)