II – 5.埋立処分

100.廃石膏ボードの長期模擬埋立実験によるH2S発生抑制と安定化に関する研究(その6)

発表者  福岡大学大学院  厳 厚亮

 廃石膏ボードの埋立はH2Sの発生原因となることや浸出水中に高濃度の硫酸イオンやカルシウムイオンが溶出するため、水処理施設を支障する。このため廃石膏ボードの適正埋立管理方法の開発が求められている。今回、H2Sの発生抑制と廃石膏ボードからの硫酸イオン等の浸出特性の把握による浸出水管理および廃石膏ボードの早期安定化を目的に実証実験を行った。その結果、埋立処分された廃石膏ボードからの硫酸イオン等の浸出特性を把握することができ、また、埋立層内に空気を注入することにより有機物分解が促進されることが明らかとなった。

戻る


(最終更新日:2018/10/31)