II – 5.埋立処分

101.太陽光発電導入処分場における地表面熱収支の観測及び水収支への影響についての考察(第2報)

発表者  埼玉県環境科学国際センター  長谷 隆仁

 近年廃棄物最終処分場での太陽光発電の導入が活発化した。前報では、太陽光発電を導入した管理型処分場で行った地表面熱収支等観測の結果、潜熱等熱収支の変化や蒸発量の減少が認められ、浸出水量観測が直接観測できずタンクモデル計算を行ったところ、太陽光発電設備設置前後の表面浸入能等表面流出変化によっては、浸出水量増加の可能性があると考察された。そこで、本研究では、太陽光発電を導入した処分場において、降雨時の表面流出状況の観測、地表の土壌硬度・浸透能の測定も行い、浸出水量への影響についてさらに考察を行った。

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(最終更新日:2018/10/31)