II – 6.AI,IoTの活用

107.AI技術を活用したストーカー炉における燃焼の安定化

発表者  日立造船(株)  佐藤 拓朗

 ビッグデータ技術を活用して数分から数十分先の燃焼状態を予測するモデルを作成し、その予測結果に基づいて予めACCの制御パラメータを調整することで、燃焼の悪化を回避することを試みた。予測モデルを松山市西クリーンセンター(ごみ処理量140t/day×3炉)のACCへ適用した結果、実際に発生蒸気量が低下した数分から数十分前に、その低下を予測できた。また、予測モデルを適用した次世代ACCによって燃焼が安定し、運転員の手動操作回数も削減された。

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(最終更新日:2018/10/31)