II – 6.AI,IoTの活用

108.画像解析による炉内監視技術の確立

発表者  (株)神鋼環境ソリューション  植浦 大樹

 溶融炉のような高温雰囲気内のクリンカ堆積状況を監視する有効な手段はこれまで確立されていない。そこでレーザーを用いてクリンカ堆積量を計測する実機検証を行い、運転中にクリンカ堆積量の定量的な計測が可能であることを確認した。また、ガス化溶融炉では運転員が出滓口を監視し、出滓口に固着したスラグを適宜除去する運転操作を行っているが、この出滓口の監視業務は運転員の負荷となっている。そこで出滓口状況を自動判断できるシステムの開発を目的に、出滓口監視カメラ画像を用いて出滓口開口率を定量化する技術を開発した。

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(最終更新日:2018/10/31)