III.し尿・排水

114.し尿・汚泥再生処理施設の維持管理形態と施設老朽化について

発表者  (一財)日本環境衛生センター  小尾 尭之

 全国のし尿処理施設・汚泥再生処理センターにおける施設の運転管理状況を、日本環境衛生センターが実施しているアンケート結果から取りまとめた。管理形態においては自治体の直営管理の割合が減少し、民間企業への委託管理が増加しており、27年度には全体の約2/3が委託管理を導入している。平成21年度の調査結果では、30年以上稼働した施設は全体の20%程度であったが、本調査結果では30%を超えている。し尿・汚泥再生処理施設の平均稼働年数は長くなっており、今後、設備機器の老朽化に伴って施設補修費が増加することが示唆された。

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(最終更新日:2018/10/31)