III.し尿・排水
115.し尿処理への活性汚泥モデルの適用
発表者 水ingAM(株) 本間 康弘
活性汚泥モデル(ASM)は、下水を対象にした活性汚泥処理における生物反応を数式であらわしたもので、国際水協会により提唱され、日本国内でも運転方法の最適化や設計検討ツールでのASM適用事例が報告されている。下水処理に適用されているASMをし尿処理に適用した場合でも、生物処理(硝化脱窒処理)をシミュレーションできることを確認し、シミュレーション結果から硝化脱窒処理での窒素濃度を低減する運転条件についても評価が可能であった。し尿処理における運転安定化ツールとしてのASMの有効性を確認した。