III.し尿・排水

119.ASB(土壌微生物活性化)汚泥の無機質割合増加現象を用いた低コスト助燃剤化システム

発表者  クボタ環境サービス(株)  中嶋 昴

 ASBシステムにより活性汚泥中のバチラス属細菌を優占化することで、し尿処理施設の汚泥発生量を削減できることを第36回本研究・事例発表会で報告した。その後の調査で、汚泥発生量の削減により、汚泥の無機質割合が増加(汚泥の無機化)することを確認した。汚泥の無機化により、余剰汚泥の脱水性が向上することで、より低コストな助燃剤化設備を提供できる可能性がある。今回は、従来のろ布固定式フィルタープレス脱水機よりコンパクトな無端ろ布走行式フィルタープレス脱水機による実証試験結果を報告する。

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(最終更新日:2018/10/31)