V – 2.災害廃棄物処理

130.災害廃棄物発生量の推計精度向上のための検討

発表者  九州大学大学院  眞鍋 和俊

 災害廃棄物発生量の推計のために必要な発生原単位は、阪神淡路大震災や平成16年福井豪雨、東日本大震災等における災害廃棄物処理実績値を活用して、その都度、それぞれの災害の特徴を表した災害廃棄物発生原単位が作成されている。近年、自治体が災害廃棄物処理計画を策定してきており、また平成28年熊本地震や平成29年7月九州北部豪雨災害等、新たな実績・知見が得られた。そこで、従来の災害廃棄物発生原単位の考え方を踏襲しつつも、マルチハザードに対応できる災害廃棄物発生原単位及び災害廃棄物推計式をとりまとめた。

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(最終更新日:2018/10/31)