I – 1.事業計画・地域計画・処理計画

9.地域特性に応じたごみ集積所に係る問題の発生状況 ~ 自治体アンケート調査より ~

発表者  (国研)国立環境研究所  鈴木 薫

高齢社会においては、住民の高齢化や自治会の弱体化により、従来通りのごみ集積所の管理が難しくなる地域が出てくる可能性がある。全国の自治体を対象にアンケート調査を行い、ごみ集積所を介した収集の問題の発生状況を地域特性と共に解析した。その結果、回答が得られた940自治体においては、全体の傾向として、人口流入があり高齢化率が低い都市部でごみ集積所に係る問題が多く発生しており、特に自治会加入率が低い自治体では、ごみ集積所の管理責任者がいない、管理能力が十分でない問題等が課題として認識されていた。

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(最終更新日:2020/11/02)