II – 2.資源化処理(コンポスト・メタン化含む)

42.一般廃棄物焼却主灰・落じん灰の金属含有量分析における酸の種類と固液比の影響

発表者  (株)エコネコル  植田 健渡

一般廃棄物焼却灰中には有価金属(Ag,Au,Cu,Pd,Pt等)が含有されているが、現状、焼却灰の多くは最終処分されている。この有価金属の回収、再資源化が可能となれば資源化率向上や埋立処分場の延命化につながる。そこで焼却灰中の有価金属含有量の定量分析を2機関で実施したところ、定量値に大きな差が生じた。定量分析にはICP分析装置が使用されている。そこで、ICP分析の前処理として必要な酸分解工程に着目し、焼却灰中の有価金属定量分析結果に与える影響を調べ、適切な金属含有量の定量方法を検討した。

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(最終更新日:2020/11/02)