II – 2.資源化処理(コンポスト・メタン化含む)

43.乾式回収した焼却主灰からの金属分回収検討

発表者  川崎重工業(株)  柁山 航介

一般ごみの焼却灰中には、有価物や有害物となる金属分が含まれている。今回、焼却灰を再資源化し最終処分場への搬出量を減少させるため、乾式回収した焼却主灰について、磁力選別や篩分け・比重選別等を実施することにより、有価金属である銅(Cu)を数10-100倍濃縮することができた。また、同時に有害金属を除去することで残りの灰を土木資材等への利用を促す検討を行った結果、鉛(Pb)を数10ppmオーダーまで低減できたので、その取り組みについて紹介する。

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(最終更新日:2020/11/02)