II – 2.資源化処理(コンポスト・メタン化含む)

45.地域特性に応じた都市ごみ焼却主灰の有効利用計画

発表者  (国研)国立環境研究所  飯野 成憲

近年、都市ごみ焼却主灰は自治体直営による溶融処理のほか、セメント工場や民間溶融施設への処理委託、主灰をセメント固化後に土木資材として活用する例も見られる。近年欧州等で実用化されている物理選別やエージング処理と上記の資源化メニューを組み合わせた処理により、金属資源の回収と回収後残渣の資源化を促進できる可能性がある。本報告では、輸送コストと処理コストに着目し、地域特性に応じた物理選別・エージング処理と各資源化方策メニューを組み合わせた都市ごみ焼却主灰の有効利用計画を提示することを試みたので報告する。

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(最終更新日:2020/11/02)