II – 3.焼却とエネルギー回収

53.竪型ストーカ式焼却炉のブースタ調節部を用いた先行制御系の検討

発表者  東京電機大学  池田 和樹

先行研究では竪型ストーカ式焼却炉にボイラを設置した場合に、燃焼室出口熱量を先行要素として用いる制御系の改善を考えた。ごみ発熱量の変動(外乱)による蒸発量変動を抑制する効果が得られることを確認できたが、改良の余地がある。今回、主調節部の二次側に先行要素のブースタ調節部を設ける制御系を考えた。ブースタのゲインを上げ得る効果により、外乱変動に対して大きく制御特性が改善された。

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(最終更新日:2020/11/02)