II – 3.焼却とエネルギー回収

54.排ガス分析値を用いたごみ質のリアルタイム演算と自動燃焼制御への適用実績

発表者  (株)タクマ  岩佐 浩道

多種多様な成分が含まれる一般廃棄物のごみは、発熱量が一定ではないために安定燃焼が容易ではない。また、ごみ発熱量のリアルタイム測定はこれまで実現できていなかった。弊社では焼却炉出口にレーザ排ガス分析計を設置することでガス中のH2O、O2を連続測定し、ごみ中の可燃分(C、H)組成及びごみ発熱量のリアルタイム演算を可能とした。今回、本システムを導入した国内のごみ焼却施設(東京二十三区清掃一部事務組合葛飾清掃工場)において、長期間の運転を行い安定した燃焼が継続できたため、その効果について報告する。

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(最終更新日:2020/11/02)