II – 3.焼却とエネルギー回収

58.圧力波式スートブロー使用による廃棄物発電ボイラ過熱器管の腐食特性

発表者  川崎重工業(株)  田中 宏史

エネルギー回収の高効率化のため、廃棄物発電ボイラの蒸気条件の高温高圧化が進んできている。近年、廃棄物発電ボイラで採用が増えてきている圧力波式スートブロー(SPS)は、従来の蒸気式スートブローに比べて過熱器管の腐食抑制に効果があることが長期的な運転を通して確認できている。腐食抑制メカニズムを把握することにより、SPSの効果的な運用が期待されることから、今回、実炉においてプローブ試験を行い、SPSの使用頻度がSUS310の腐食特性に及ぼす影響を調査し、腐食抑制メカニズムについて考察した。

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(最終更新日:2020/11/02)