II – 3.焼却とエネルギー回収

63.燃焼温度・時間の違いに起因されるもみ殻燃焼灰処理液の発色の考察

発表者  富山県立大学  立田 真文

これまで、研究を行ってきた中で、各燃焼温度におけるもみ殻燃焼灰のシリカの溶解性分析過程において、もみ殻燃焼灰アルカリ処理液の色の違いを認識してきた。もみ殻燃焼灰アルカリ処理液の色は、そのサンプル灰の色と密接に関係しており、黒い灰であると、アルカリ処理液の色は黒くなり、白い灰であると、アルカリ処理液の色は透明になる。また、茶色系の灰のアルカリ処理液は黄色になる。これらの事から、この特性を指標の一つに出来るのではないかと考える。今回は、この色に焦点を当て、性状を簡易的な手法でそれぞれ検証した。

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(最終更新日:2020/11/02)