II – 3.焼却とエネルギー回収
64.ごみ炭化燃料化施設の炭化燃料利用先拡大に向けた炭化燃料用混焼バーナの開発
発表者 川崎重工業(株) 小澤 奎太
ごみ炭化燃料は、一般廃棄物・汚泥等から炭化燃料化施設によって製造される。当社は、環境省が行っている炭化燃料利用拡大開発事業の一環として、炭化燃料用混焼バーナの開発に取組んでいる。炭化燃料の性状分析、燃焼特性確認をした結果、瀝青炭等と同等であるため、燃料として利用価値があると言える。開発バーナによる燃焼試験では、廃棄物処理施設の排ガス規制値をクリアし、良好な燃焼結果を示した。また、燃焼解析結果と一致することも確認された。本バーナを開発することで、炭化燃料は多くの施設で利用可能なことが示された。
(最終更新日:2020/11/02)