II – 4.焼却と環境保全対策

69.ごみ処理施設におけるAIを活用した自動燃焼制御

発表者  (株)タクマ  藤本 祐希

今後のごみ処理施設は,労働人口減少に伴う人材不足に対応しつつ,従来通り安定したごみ処理を継続しなければならない。当社は施設運転の更なる自動化に取り組むことによって,この課題の解決を図っている。その1つとして,熟練運転員と同様に焼却炉内の燃焼画像や運転データをもとに,燃焼異常とその異常を回避するために必要な手動操作を予測するAIを開発した。AIからの予測結果を利用した自動運転を行うことで,焼却炉における運転員の手動操作がほぼ100%削減されたことを確認した。

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(最終更新日:2020/11/02)