II – 5.埋立処分

87.最終処分場から分離した尿素加水分解細菌が生成する炭酸カルシウムが有害金属不溶化に与える影響の評価

発表者  (国研)国立環境研究所  北村 洋樹

最終処分場内に生息している細菌は、尿素加水分解反応により炭酸カルシウムを形成することで有害金属の溶出性や移動性に影響を及ぼす可能性がある。本報では、管理型最終処分場において採取したボーリング掘削コア試料から分離した尿素加水分解細菌を用いて、液体培養による炭酸カルシウムの生成実験を行った。液体培養により得られた沈殿物は、X線回折分析を用いて鉱物組成の同定を行い、走査型電子顕微鏡により形態観察を行った。

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(最終更新日:2020/11/02)