III し尿・排水

93.古紙利用汚泥燃料化システム ~ 汚泥再生処理センターへの導入事例 ~

発表者  三菱重工環境・化学エンジニアリング(株)  尾田 誠人

汚水処理施設等の生物処理では、日々発生する余剰汚泥の処理が不可欠である。国は、汚泥の処理において最終処分場の逼迫に対する延命化・温室効果ガスの抑制・循環型社会の形成を目的に従来の焼却処理から資源化への転換を図っている。「古紙利用汚泥燃料化システム」は、余剰汚泥に解繊した地域回収古紙を脱水補助剤として混合・改質した後、スクリュープレス型脱水機で自燃域の含水率70%以下まで脱水(助燃剤化)する資源化技術である。本稿では、古紙利用汚泥燃料化システムの汚泥再生処理センターへの導入事例について報告する。

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(最終更新日:2020/11/02)