V – 2.災害廃棄物処理

102.ケースメソッドを取り入れた中小規模自治体向け災害廃棄物研修の検討

発表者  京都大学大学院 地球環境学舎  向 由佳

中小規模自治体の廃棄物担当職員は人数が少なく、平時は廃棄物処理を外部委託していることが多い。この中で、災害時には様々な外部主体の支援を受けながら、中心となって災害廃棄物処理を行わなければならない。そのための力を高めるには、過去の事例を元に複数人と討論を交わして行動指針を提案する教育手法である「ケースメソッド」を取り入れ、不確実な状況下での意思決定力を養うことが有効と考えられる。本稿では、ケースメソッドを取り入れた災害廃棄物研修の設計と試行結果を報告する。

戻る


(最終更新日:2020/11/02)