I – 2.運営・管理
14.丹波市クリーンセンターにおける バイナリー発電設備の運転実績
発表者 (株)川崎技研 那須 洸一
兵庫県丹波市に2015年3月に納入した丹波市クリーンセンター(処理規模23t/24h×2炉)は、国内初となる一般廃棄物焼却施設でのバイナリー発電設備を導入している。バイナリー発電とは、温水を用いて水よりも沸点の低い作動媒体を蒸発させ、その蒸気でタービンを回して発電する方式で、小規模焼却炉では難し いとされる焼却余熱利用発電を可能にする技術である。今回、丹波市クリーンセンターの施設及び本発電設備の運転実績について報告する。