II – 2.資源化処理(コンポスト・メタン化)

48.焼却灰の水洗浄によるセメント原料化混合率向上(実機運転報告)

発表者  三菱重工環境・化学エンジニアリング(株)  山岡 祐太郎

 最終処分場が逼迫する中,焼却灰を有効利用し埋立処分量を削減するニーズは大きく,溶融処理に代わる焼却灰の有効利用方法として,セメント原料としての活用が注目されている。本稿では,当社が開発したSMASH(SMart ASH treatment)システムの実機運転結果を紹介する。本技術により,焼却灰を水洗浄し,セメント天然原料に近い性状まで脱塩することで,セメント原料への焼却灰混合率を増加させることが可能になる。

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(最終更新日:2015/11/30)