II – 3.熱回収(焼却・ガス化溶融)・灰溶融・焼成等

53.Smart-ACCの運転報告

発表者  川崎重工業(株)  向井 健

 2016年度から実施される電力完全自由化に伴い、ごみ焼却プラントも送電量の計画値同時同量が求められる可能性があり、蒸発量の安定性に対する要求が更に高まっている。2015年2月に納入した都城市クリーンセンターは、高度な蒸発量制御を可能とするSmart-ACCを導入した施設であり、これまでの運転を通して主蒸気流量は設定値への追随性が非常に良好であることを確認している。本稿ではSmart-ACCが備える機能の1つであるストーカ動作制御による蒸発量の制御性を向上させた事例について報告する。

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(最終更新日:2015/11/30)