II – 3.熱回収(焼却・ガス化溶融)・灰溶融・焼成等

55.福井市クリーンセンターにおける基幹的設備改良工事について ~ 蒸気復水システムの改良と小型発電機の導入 ~

発表者  (株)IHI環境エンジニアリング  梶原 吉郎

 福井市クリーンセンターは平成3年竣工の流動床式焼却炉である。竣工から約20年が経過した平成24年3月から約3年かけ、長寿命化及び低炭素化を目的として基幹的設備改良工事を行った。ボイラ蒸気条件の変更や既存発電機の容量増を行わず、各機器のインバータ化等による省電力化、蒸気復水システムの改良、小型発電機の導入等により、CO2削減率40%以上を達成し、現在も順調に稼働を継続している。本稿では本工事の内容とその結果について紹介する。

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(最終更新日:2015/11/30)