II – 3.熱回収(焼却・ガス化溶融)・灰溶融・焼成等
60.都市ごみ焼却炉における過熱器管表面処理材等の腐食促進試験による評価
発表者 東京二十三区清掃一部事務組合 久保 顕一
近年、都市ごみ焼却炉においてボイラ設備の減肉量増加の傾向が認められる。その中でもボイラ過熱器管における減肉事例も報告されており、その対策が求められている。そこで、ボイラ過熱器管表面処理材等の腐食傾向を把握するため、中央清掃工場(300t/day×2炉、常用圧力3.95MPa、常用過熱蒸気温度400℃)のボイラ過熱器入口部の燃焼ガス中において実施した促進試験について報告する。