II – 4.焼却と公害対策(環境負荷の低減)

67.ストーカ炉における排ガス再循環と無触媒脱硝の併用による低NOx燃焼長期運転結果

発表者  日立造船(株)  山瀬 康平

 藤ヶ谷清掃センター(定格ごみ焼却量117.5t/day×2炉、蒸発量12.1t/h/炉(基準ごみ7.5MJ/kg))に装備されている排ガス再循環と高効率無触媒脱硝を併用して、触媒脱硝を使用せずにNOx排出濃度30ppm保証を想定した長期運転を行い、2ヶ月間の連続運転を達成した。運転期間中はごみ処理量が定格の負荷から77%負荷までの範囲で運転を行い、そのときのリークNH3濃度は白煙発生の目安とされる5ppmを下回ることができた。

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(最終更新日:2015/11/30)