II – 5.埋立処分

92.焼却排ガス処理薬剤や飛灰処理キレートが埋立管理に与える影響に関する研究(その3)

発表者  福岡大学  樋口 壯太郎

 我が国では焼却等中間処理の導入により埋立物の80%以上が焼却残渣で占めるようになった。また焼却施設から発生する飛灰は特別管理一般廃棄物に指定されており、安定化処理が義務づけられている。安定化処理は特にキレート剤による薬剤処理が主流となっている。このような背景下、近年、焼却排ガス処理や飛灰処理に用いられている薬剤が埋立管理に支障を来たしている。本研究は排ガス処理方式とキレート剤を組み合わせた模擬埋立実験を行い、これらの問題点の把握と対策の検討をおこなった。

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(最終更新日:2015/11/30)