I – 4.性状分析等

45.浸出水中に残存する有機キレート剤の分離定量手法の開発

発表者  (株)GEラボアナリシス  内田 正信

 有機キレート剤の定量方法には、銅比濁法や間接吸光光度法によりキレート剤の定量が可能であるものの、キレート種の分離定量も困難であり、混合濃度として定量下限値は約10mg/L程度である。硝化阻害が起きる発現濃度は約3mg/L程度で起こることが分かっており、現在の手法では硝化阻害が起きる状況を事前に把握できない。そこで、現況手法に手を加えピペラジン系及びジチオカルバミン酸系のキレート濃度を同時に分離定量できる方法を検討した。

戻る


(最終更新日:2017/10/31)