II – 1.収集・運搬

51.水素循環型社会実現に向けた燃料電池ごみ収集車の設計製作と環境性能評価(第2報) ~燃料電池とバッテリの出力配分差が車両エネルギー損失に与える影響についての定量的分析~

発表者  早稲田大学大学院  宮本 康平

 山口県周南市のごみ収集ルートを対象とし,燃料電池ごみ収集車を開発した.燃料電池ごみ収集車は,CO2削減の他に,走行中に有害な排気ガスを排出しないこと,騒音レベルが低下するなど,社会調和性も向上すると期待されている。本論文では,燃料電池やバッテリなどで構成される燃料電池パワープラントに着目した.そして,燃料電池システム単体試験から得られたデータを基に,シミュレーション計算モデルを構築し,ごみ収集ルートを走らせた際の燃料電池とバッテリの電力配分方式によるCO2削減効果への影響を定量的に評価した。

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(最終更新日:2017/10/31)