II – 1.収集・運搬

53.有料指定袋を活用した事業系一般廃棄物の収集運搬事業の協業化の検証

発表者  福島大学  一重 卓男

 会津若松市において、事業系ごみの排出事業者が適正に排出できるように、有料指定袋を活用した収集運搬事業が行われてきた。この取り組みは6社の協業化によって2005年に始まり、当初から注目され、多くの視察を受け入れてきた。本報では、この事業の10年あまりの実績を通して、排出事業者の排出量や経費の動向、収集運搬事業者の運営コスト削減やサービス向上の動向などを検証した。人材確保が難しく、新たなサービスの導入などが求められる今日の収集運搬事業に寄与できる可能性を検証できた。

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(最終更新日:2017/10/31)