II – 2.資源化処理(コンポスト・メタン化含む)
56.膜分離方式を用いたバイオガス精製システムの開発
発表者 東京ガス(株) 小山 俊彦
バイオガスに含まれるメタンを高濃度で回収し、都市ガスレベルに精製することでバイオガスの利用分野を拡大することができる。精製には様々な方法が開発されているが、実用化されている精製装置の多くは大規模なプラントへの導入に限定されている。東京ガスでは膜分離方式に着目し、中小規模のバイオガス製造プラントにも導入可能なシステムの開発を進めてきた。膜分離方式による精製試験結果と、有効利用方法について検討したので報告する。