II – 2.資源化処理(コンポスト・メタン化含む)
59.都市ごみ焼却飛灰の脱塩システムの開発
発表者 北九州アッシュリサイクルシステムズ(株) 山口 省吾
都市ごみ焼却飛灰をセメント原料としてリサイクルするため、その性状と水洗による脱塩特性を調査した。その結果、難溶解性の塩素化合物(フリーデル氏塩)等の存在により、脱塩濃度に限界があった。さらなる脱塩にはCO2ガスの吹き込み洗浄を行うことが有効であることを確認し、脱塩処理システムを開発した。本システムにより焼却飛灰のリサイクルを推進するため、北九州アッシュリサイクルシステムズ株式会社を設立した。